取り組み自体は良いものだと思いますが、今のご時世にお客様から更に取ろうとするとは・・・と考えてしまいます(。-`ω-) パーソナルシステム(各台計数機)が普及している中で、端玉等をわざわざ募金箱に持っていく行為をしてくれるお客様ってどれだけいますかね。。。(´・ω・`) そもそも換金行為を認めていますねΣ(・ω・ノ)ノ!

パチンコやパチスロで勝ったとき、出玉を景品に換えた際に出る余り玉(端玉〈はだま〉)を学生のために寄付して――。業界の有志が、返済なしの教育支援金制度、通称「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」を始めた。今年度の奨学生は8人で、1人あたり月3万~5万円を支援する。2018年度の本格実施を目指す。

 店舗を経営する「サンキョー」(埼玉県川口市)や「マルハン」(京都市・東京都千代田区)など6社がつくるpp奨学金委員会が、昨年12月にパイロット事業として「募金」をスタートした。愛知県内で4店舗を経営する「フシミコーポレーション」の社長、深谷友尋・前日本遊技関連事業協会会長が委員長を務める。

 きっかけは、「社会貢献活動ができないか」と深谷さんとサンキョー社長の阿部恭久さんが話し合ったことだ。奨学金で大学卒業時に数百万円の「借金」を背負う若者が多いことに着目。難民や中国帰国者の子弟らの進学・就学を支援してきた社会福祉法人「さぽうと21」(東京都品川区)に協力を求めた。名前の「pp」には、ほんの少し(ピアニッシモ)の善意を、という意味を込めた。

 現在の協力店は約40社。店に「端玉募金箱」を置き、パチンコ玉やコインを寄付してもらう。1玉4円、1コイン20円換算で「さぽうと21」が受け取り、奨学生に給付する。運営費は協賛店やメーカーなど業界全体に寄付を呼びかけてまかない、善意はすべて奨学金として使うという。