パチンコ業界は参加人口、客単価が年々減少している中で、利益の確保が難しくなってきています。売上が減少しているという事は、今までと同じ粗利を確保するためには、粗利率を上げて、粗利額を同じ水準にする必要がありますが、粗利率を上げるということは、お客様にとってはスタートが回らなくなる・高設定を使わないという事に直結していき、客数の減少に繋がっていきます。それが今のパチンコ業界です。負のスパイラルであり、衰退期に突入しています(´・ω・`)

店舗における3大経費とは「機械台経費」「人件費」「広告宣伝費」、これを減少させながら、客数を確保できればお店は儲かっていきますね!(^^)! 只、イタズラに減少させると客数減少に繋がっていくため、考え方としては、お客様から遠いものから削減していかなければなりません。

「機械台経費」でいえば、メーカーとの付き合いですね(´・ω・`) これを無くせれば利益確保に直結します。今の機械では減価償却するのも大変であり、パチンコ店で最も高い経費です。「この台を買えば、次の○○○が何台入ります」といったのが〇ィールズやユニ〇ーサル、サ〇ーといった大手上場企業を中心に行われています(´・ω・`) 実際に付き合いの台を買っていても、その時によっては「〇台以上、買わないと導入できません」というのがザラですね(。-`ω-) 小規模店舗は競争に負けていき、大手や財務体質の強い中堅企業が残っていくという図式になっていきます(´・ω・`)

「人件費」ではもうすでに行っていると思いますが、固定制からシフト制にしていくことが有効と思います。固定制では例えば早番8:00〜17:00、遅番は17:00〜1:00といったものです。パチンコ店のお客様のピーク時間は主に14〜15時、19〜20時のどちらか又は両方になっているケースが多いと思います。お客様から遠い部分の削減・開店作業や閉店作業の効率化と、ここでは午前中の時間帯とかを変動シフトにしていくことにより経費を削減していけると思います。日当たりでは僅かな金額でも年間ベースで考えれば大きなものになっていきます!(^^)!

「広告宣伝費」これが店舗では見えづらいものになっているので、なんとなくで削減している店長・役職者が多いと思います(´・ω・`)  が、今最も難しいのが「お客様数を増やす」「新規のお客様を来店させる」ことです。店舗としては費用対効果が一番見えづらい所になりますので安易に削りやすいものですね(´・ω・`) 見直す(削減する)場合は、「チラシのエリア」だと思います。最もリピート率の高いユーザーは店舗から〜2キロ圏内に集中していますよね。パチンコ店のお客様は習慣性で来店しているケースが多く、主要としている店舗を1〜3件程度持っているユーザーで構成されています(それ以上はパチンコで食べている輩)

3大経費の削減は安易な所から取り組んでしまう傾向が強いです。(´・ω・`) 次回は売上原価から考えていきたいと思います。