全33チームが1年間の働き方改革、ダイバーシティ推進の取組みを発表した。
 マルハンは3月20日、都内のTKPガーデンシティ竹橋で「ダイバーシティ推進 成果報告会」を開催した。
 同報告会は、ダイバーシティ推進チームに属する営業所の従業員が一堂に会し、同社が掲げるダイバーシティ推進の3つの指針(女性活躍推進、働く環境の整備、ダイバーシティの全社浸透)に関わる取組みを各チームが社長をはじめとした経営幹部に発表する場。
 当日は全国から集まった22店舗と10営業部に加え、営業部以外の部署で構成した間接部門チームの全33チームが働き方改革やダイバーシティ推進の取組みを発表した。
 その中で、店舗の各チームは主に働き方改革への取組みを報告。時間外労働を削減するための取組みとして、「タイマーを使った作業時間の徹底的な管理」、「業務の見える化」、「業務の優先順位をつけ従業員で共有を図る」などを発表した。一方、営業部のチームは女性役職者創出のための勉強会や研修の開催等を報告。そのほか、間接部門チームは従業員の将来不安を解消するために社内制度や福利厚生が一覧で分かるツールを製作したことなどを発表した。
 全チームの発表終了後、挨拶に登壇した韓裕代表取締役社長は「今日は従業員一人ひとりのマルハンをもっと良くしていくんだという強い思いを感じた。これからも働き方改革や女性活躍推進への取組みを進めていき、10年後のマルハンが今よりももっと従業員が輝きながら働ける企業になっていることを期待したい」と述べた。グリーンベルト