政府は19日、ギャンブル依存症対策推進本部の初会合を首相官邸で開き、総合的な対策を盛り込む国の基本計画について、来年4月の閣議決定を目指す方針を確認した。時事通信が報じた。
ギャンブル依存症対策基本法は、毎年5月14~20日を依存症問題の啓発週間と定めており、菅長官はあいさつで、「啓発週間に間に合うように基本計画を策定してほしい」と指示。依存症患者や家族、有識者らによる会議を設置して基本計画づくりを進める方針。
ギャンブル依存症対策推進本部は、ギャンブル依存症対策基本法に基づき設置。カジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法が成立し、カジノ開設に向けた準備が進む中、懸念される依存症対策に政府を挙げて取り組むとしている。グリーンベルト