第4、10ブロック地域安全協議会はハイアットリージェンシー東京で行われた。
10月4日、都遊連は第4・10ブロック合同地域安全協議会を開催。経営戦略セミナーとしてダイコク電機のDK-SIS室常任講師の服部祐治氏が登壇し、設定付パチンコと6号機の稼動状況などについて講義を行った。
セミナーでは、業界動向としてDK-SIS全店データの集計結果、4円パチンコタイプ別業界平均データなどについて解説。また設定付パチンコのうち『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴW』の週間実績推移、台数別週間実績などを紹介。
服部氏は「ホールの期待、プレイヤーの期待もあり、初動としては良い形で推移している。8月20日からの初週実績として、アウトは4万個近くとライトミドルタイプの中では比較的高めで推移している。2週目はアウト3万個あたりに落ち着き、玉粗利が上昇するものの、0.18円と他のライトミドルタイプより甘めで推移している」と解説した。
有効スタート、平均継続回数などを考慮すると、初週の平均設定値は4あたりと推測。2週目の平均設定値は2あたりで「1、5、6が使われ、オール1では使っていない印象」と、ホール側が様々な設定を試している段階であったとした。
パチスロについては、20円パチスロのタイプ別業界平均データ推移を紹介したほか、その中で『パチスロ HEY!鏡』の導入初日から2日間のデータを紹介。初日のアウトは2万5000枚、粗利はマイナス1300円で、高設定を入れている印象があり、2日目のアウトは2万4800枚、粗利はマイナス62円と「この数字は5.9号機では見られなかった」と評価。
また、モード別の設置比率は設定1、2が約33%、設定3は約10%、設定4は約14%、設定5は約5%、設定6は約4%と「設定4〜6で20%を超えてくる機械は最近なかったため、ホール側が期待していることが窺える」と述べた。
なお、2日間の遊技時間について「1人あたり平均2時間30分と長く、客回転が少ない。ここが1回転するのは2週間後くらいになるためジャッジはそのあたりになる。ただ、現状では抜群のアウトを見せていることを認識して頂きたい」と結んだ。