市場に設置される高射幸性回胴式遊技機の削減に取り組む全日遊連の協力要請に対し、日電協が回答していたことがわかった。全日遊連は7月3日、傘下の都府県方面遊協にその内容を通知した。
全日遊連が出していた要請事項は、低価格で稼働が見込める6号機の早期市場投入や、使用期間が短い5.9号機の低価格販売など次の4項目からなっていた。
(1)6号機に関する要請事項
(2)5.9号機に関する要請事項
(3)高射幸性回胴式遊技機を撤去する際の優遇措置に関する要請事項
(4)回胴式遊技機の回収に関する要請事項
これに対し、日電協は、6号機の早期投入に組合員メーカーが精力的に取り組んでいることに加え、11月には日工組、回胴遊商と3団体合同でファン向けの「パチスロサミット(6号機ウルトラ試打会)」の開催を予定していると回答。5.9号機の低価格販売には組合員メーカーに受け取った要請内容を通知したと答えている。
撤去に対する優遇措置では、全日遊連が求めた「下取り等の優遇措置」と「新たな価格設定や条件提示」に対して、同じく組合員メーカーに通知済みであるとした上で、詳細については組合員メーカーに直接の問い合わせを求めている。
回収に関する要請は、いわゆる「闇スロ」への流出阻止を求めるもので、全日遊連ではホールから撤去されたパチスロ機の回収を日電協に徹底するよう求めていたが、日電協は検討中であると回答している。グリーンベルト