全商協総会には各地区遊商の組合員が多数出席した。
全国遊技機商業協同組合連合会は6月11日、ホテルメトロポリタンエドモントで第30回通常総会を開催した。
林和宏会長は冒頭、前倒し認定について「想定していた申請数を大幅に超える状況になったが、組合員の皆様や地区遊商事務局による連日深夜におよぶ作業により、大きな問題もなく何とか乗り切ることができた。組合員の皆様、地区遊商事務局の皆様の多大なるご尽力と、ご理解ご協力に改めてお礼申し上げたい」と述べた。
また、林会長は平成27年8月から全商協事務局内に設けていたリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)支援室について、より効果的かつ効率的にパチンコ・パチスロ依存症に悩む人への電話相談対応を実施すべく、今年の4月2日にRSN支援室を沖縄のRSN本部に移転統合したことを報告した。
事業報告の平成29年度「ぱちんこ中古遊技機に貼付する確認証(紙)の交付状況」では、全商協の主な事業である中古遊技機の取扱台数に関して、98万5,661台(件数は60万6,313件)で前年比96.4%(件数同96.9%)だったと報告。
また、2月1日の規則改正に伴うパチンコ機の認定申請については、前倒し認定の影響により件数49万1,790件、台数にして135万4,442台にのぼった。前年比では件数で800.5%、台数で786.7%と前年度を大幅に上回ったことが報告された。
そのほか総会では上程議案はすべて可決承認。来賓祝辞では警察庁生活安全局保安課の小清水徹係長が山田好孝課長の挨拶を代読した。また、総会後には3ヶ月間にわたりRSNで電話相談業務をサポートした、株式会社長良川ボウリングセンターの大野真希氏によるRSN出向報告が行われた。グリーンベルト