警察庁はこのほど、「平成29年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。
発表によると、平成29年末のパチンコ営業所数は1万596店舗となり、前年末比で390店舗減少した。同年末の設置台数は、パチンコが前年末比8万3,601台減の274万9,532台、パチスロ機が同比4,792台減の168万7,084台となった。
1店舗当たりの設置台数は418.7台(前年末411.9)となり、前年より約7台増加した。
設置台数別の店舗数では、100台以下が209店舗(前年末247店舗)、101~300台が3,630店舗(同3,880店舗)、301~500台が3,845店舗(同3,987店舗)、501~1,000台が2,603店舗(同2,585店舗)、1,001台以上が309店舗(同287店舗)となっている。500台以下の店舗の減少が続く一方、501台以上の店舗数の増加傾向は続いており、店舗の大型化がなお進行していることが分かる。
パチンコ店舗に対する行政処分(取消・廃止命令等、停止命令等、指示)件数は781件で、前年末に比べ90件減少した。